化粧品カウンターでは春メイクがずらりと登場し、今年のトレンドカラーやアイテムが所狭しと並んでいますね。コロナ禍でさまざまなものの価値観が変わり、今まで当たり前だった「様式」を見直す方も多かったでしょう。もちろん、美容の様式もしかり。リモートワークの普及やマスク生活の影響で「ファンデーションを塗らなくなった」という声を多く聞きました。肌に極力負担をかけず、UVケアとベースメイクの両方をひとつで叶える化粧下地やコントロールカラーのニーズが爆上がり、時代を象徴するアイテムへと昇華したのは記憶に新しいですよね。
そして今、更なる変化の兆しが。「マスクをしていてもメイクはする」という人が多くなったのです。その理由を尋ねると、「マスクを外す機会が増えたから」「外出する時のスイッチを入れるため」「メイクをして気分を上げたい」など。コロナ生活も3年目に突入すれば、メイクに対するニーズも変わりますよね。
先日、撮影で一緒になったヘアメイクさんは「マスク生活の反動なのか、『だからこそメイクをしたい』という女性が増えているんですよ」と教えてくれました。先日、20代のインフルエンサーを起用した撮影の立ち会いがあり、コロナ禍のメイクについて質問してみると、意外な答えが返ってきたのです。
コロナ前と今を比べ、メイクについての変化を質問してみることに。
――メイクの変化はあった? マスクをしているからリップメイクは無し?
「マスクがあろうがなかろうが、リップもチークも塗っていますよ」
――ファンデーションは?
「下地をしっかり塗るようになったのでファンデは薄塗りになりましたけど、(ファンデも)基本、塗っています」
――チークは?
「血色感はマストです! あと、チークの他に小顔に見えるコントゥアリングパウダーも欠かせません」
――リップは? マスク移りして色落ちするから、塗らないのでは?
「オンラインで話す時もリップは塗っているので不要とは思っていないです。外出先でもマスクを外す機会も増えていますし、3Dマスクやティントリップやリップコートを塗れば、それほど落ちません」。
メイクが売れないと言われている中、そんな気配を1ミリも感じさせない彼女の答えに「どういうこと?」と驚きを隠せなかったのが正直な感想。「マスクで顔半分は隠れてしまうので、目元中心のメイクになった時もありましたが、メイクは基本しています」と。
そういえば、行きつけのヘアサロンの若いアシスタントの女の子たちも「メイクはしている」と。アイブロウやカラーマスカラなどトレンドや新商品情報はいち早くキャッチしている風。百貨店に勤務している美容部員さんも「コロナ1年目の時もリップを買い求めにいらっしゃるお客様はいました」と話していました。そこで購入するお客様の年齢を聞いてみると、ほとんどが20代から30代のY世代・Z世代の女性なんですよね。
では、30代半ば以降の女性はどうかというと……例えば、私の周りにいる友だちは「リップ&チークメイクはしない」と(笑)。「外出先でマスクを外さない日はファンデーションも塗らない」と、徹底的に簡略化していました。あぁ、世の中の答えはこの世代の答えだったのか、と腹落ち(笑)。このようにコロナ禍のメイク事情は30代を境に二極化していたのです。
(余談ですが、「メイクの代わりにスキンケアに時間をかけるようになった」という声が多かったです)
そして今、コロナ禍の美容事情はさらなる局面を迎えようとしています。マスクで顔半分が隠れると表現が限られてくるし、メイクがマンネリ化するとメイクのワクワク感もなくなってしまう……と、みんながモヤモヤしていた中で彗星の如く現れたのが春コスメだったのです。
女性誌や美容誌は「待ってました!」と言わんばかりにリップやチークの特集を大々的に組んでいますよね(笑)。でも……その気持ち、わかるんです。実際、チークを塗ってみると血色感が出て肌色もワントーン明るくなる。すると、目もイキイキして表情も豊かになるんです。
とあるブランドの新商品発表会の目玉アイテムはリップ。このご時世でもリップ推しでした。肌色になじむカラーでずっと長持ち、さらにリップがマスクに移らないなど機能性は申し分なし。大人世代にも魅力的なアイテムへと進化していました。
マスク生活3年目。脱マンネリ!を目指し、メイクを楽しむ新たな1歩を踏み出してみてはいかが?
美容エディター・ライター
長谷川真弓
]]>2021年もあとわずか。世の中はオミクロン株の感染拡大を食い止めようと、3回目のワクチン接種の準備を前倒しで行っている最中、各地域で市中感染のニュース……。年末年始は自粛生活を余儀なくされそうな雰囲気ですね。世界に比べ日本の感染者数は極端に少ないため、「終息の兆し」と唱える人もいて心躍らせていたのに。
個人的な欲を言えば、友だちや仕事仲間とも回りを気にせず食事を楽しみたいし、旅行だってしたい。以前に比べ、非難されることは少なくなったけど、大手を振って……というわけにはいかないのが本当のところ。
できることなら、1日でも早く「マスクのない生活」に戻りたい、ですよね。
先日、友人と会った時、「マスクを外すタイミングってどんな感じなんだろうね」と話していました。
欧州ではマスクをせず街を歩く人々の姿がテレビに映っていましたが、この光景が日本で見られるのはいつになるのだろう、と。
そして、そのタイミングは?
「まさか、『今日から(マスクを)外して結構です』なんて宣言……しないわよね」と話していたのです。
その前に(マスクを)外そうものなら、「やだ、あの人もうマスクを外してるわよ」と白い目で見られそうだし、一斉に外しましょう、というのも何か笑えます。
きっと、まわりの様子を気にしながら外していくんだろうな。
別の友人は「そろそろ(マスクを)外す準備をしていかないとね」と話していました。
「外出する際はマスクを」というのが「習慣」になってしまったため、例えば外出先での食事やお化粧直しなどマスクを外す行為がよそよそしくなることはありませんか?
マスクを外すのが恥ずかしいなんて、自分でも驚きです。
でも、そんなこと言ってられるのも今のうち。大手を振って歩ける日までのカウントダウンはすでに始まっているのですから。
今からでも間に合うお手入れ法
前回も書きましたが、コロナ生活を上手に味方につけた友人は、15キロ減のダイエットに成功しました。コロナ前に矯正を始めた友人は、矯正も終わり「マスク無し生活が待ち遠しい」と話しています。
それに引き換え私といえば、「あぁ、私、何をやっていたんだろう……」と嘆くばかり。
彼女たちを見ると、やり遂げる意思の強さと継続することの大切さを実感します。「毎日コツコツと積み重ねる」ことは決して裏切らないんですよね。
先日、学生時代からお世話になっている整体へ行った時、先生が
「定期的に体のメンテナンスをしなきゃダメだよ。ある日突然、痛くなってここへ来ても、治すのに時間がかかるからね。ちょっとした体の変化でもその時に整えれば、回復するのも早いし、体も辛くならないでしょう?」と話していました。
体のメンテナンスもサボっていることがバレてしまいましたが、先生のおっしゃる通り。「まだ大丈夫」とか「もう少し様子を見よう」ではダメなんです。
書き始めたらキリがありませんが重い腰を上げ、来年はメンテナンスの年として自分の体と向き合うことにしようと決意!
まずはマスク無し生活のカウントダウンに合わせ、フェイスラインの引き上げを。
マスク生活でフェイスラインやほうれい線のたるみが気になる、という方は多いですよね。
会話が減り、口角を動かさなくなると表情に活気がなくなり、一気に老け顔に。たるみっぱなし、ゆるみっぱなしにならないように、引き上げていかないと。
先ほどの整体の先生から「あなたはむくみやすい体質だから、頭や顔のマッサージをしてコリを無くしてごらん」とアドバイスをいただきました。老廃物が流れるとむくみが取れてすっきり。耳からあご、首までのラインがきゅっと引き締まるんです。
その際、たるみケア用の美容液をたっぷり塗ることを忘れずに。
化粧品メーカーのエイジングケア研究は毎年、目覚ましい進化を遂げていることは皆さんもご存知のとおり。近年の肌悩みはシミやシワだけでなく、たるみも上位に挙がってきています。
目元(下まぶた)や口元(ブルドッグライン)の他、フェイスラインのもたつきにアプローチするコスメはこの1年で飛躍的に増えました。
「効く」ことにこだわり、それを維持する機能も備える、まさに夢のような品。
そう、最新コスメを使わない手はないんです。
年末年始は「おこもり美容」の稼ぎ時。ライター仲間の間で話題になっているコスメから来年に発売する最新コスメまで、「その日」に備え今からコツコツと励むことにします。
美容エディター・ライター
長谷川真弓
]]>先日、YouTuberの方に最新コスメを使ったメイク撮影をした時のこと。
メイクテクニックについて打ち合わせしていたら、「1番最初に唇からメイクをする」と聞き、衝撃を受けました。
今までたくさんの方にインタビュー取材をしていますが、全員が目元メイクから始めていたので、「リップメイクファースト」の回答にびっくり。以前、「眉は顔の額縁なので」と眉メイクを1番最初にする人はいたけれど、リップ先行と答えたのは初めて。その場に居合わせたスタッフ全員でツッコミを入れていました(笑)。
でも、言われてみればメイクの順番なんて決まっていないし、100人いれば100通りのメイクの仕方があって良いわけで。ルールなんて関係なしに自由にメイクをしてもらっていいのだけれど……。でも、何かムズムズするというか「本当にそれで完成するの?」と半信半疑。もうそうなると聞いてみたくなっちゃうんですよね。
「もともとは目元からメイクを始めていたんです。でも、ある日、仕上がりの顔を見たら、ものすごくバランスの悪いメイクになっていて。それがショックだったんです」。
何色も重ね塗りするとどんどん色が濃くなって、まさに“老け顔“メイクの典型に。わかっちゃいるけど止められない、“メイクのあるある”ですね。
「それに合わせるように眉を描いて、リップを塗ったら……お化けのような顔になっていました」と。皆さんも思い当たる節があるのでは?
さらにマスク生活で目元メイクがフォーカスされるようになり、どんどん“盛るメイク“に。「表現できるパーツが目しかなかったので、今までのようなメイクでは足りないような感じがしたんです。そしたらあれもこれも、と(笑)。気づいたらTOO MUCHな自分らしくないメイクになっていました」。
マスクで顔が隠れるからメイクをしなくて楽チン〜という一方で、メイクが楽しめず辛いという声が挙がってきたのは驚きましたが、「メイクが下手になった」というのは妙に納得。
私自身、コロナ生活でメイクをする機会が減り、腕が落ちたと感じていました。忘れたわけではないのだけれど、アイラインで1ミリの太さや長さが作れなくなったり、アイシャドウの塗り方が雑になったり。当たり前ですが、メイクの仕上りは悪くなりますよね。
以前はできていたことができないストレスも募ると、メイクがおもしろくない。まさに負のスパイラル。
メイク下手から脱出して自分らしいメイクを取り戻すには一体何をすべき? 彼女に質問してみると「メイクをする上で大事なことを見直した」という答え。
「自分らしいメイクって何だろう? と考えた時、パーツ毎の訴求というよりも顔全体のバランスやメリハリを優先したい。私はリップメイクが大好きなので、唇が映えるメイクに変えました」。
思いついたのはリップメイクを最初にする、“リップメイク ファースト”。目元のメイクに比重が高くなっていることを反省し、唇に色を塗ってから目元のバランスを取ったそう。すると想像していた以上に仕上がりが良く、今のスタイルに落ちついたそう。
「先にリップを50〜70%くらい塗っちゃうんです。発色やツヤの加減を見ながら目元をメイクすると、以前のようなド派手でモリモリのメイクにならなくなりました。最後にもう一度リップを塗って整えたら完成です」。
さらに、「アイシャドウも上下のカラーを変えたり、目尻にアクセントを持たせたり“メリハリのあるメイク“を楽しめるようになりました」。他にも、チークを使わず、ハイライターとシャドウのみ。色ムラをなくし、肌色を均一にして目元と唇に視線が集まるようにしたのも功を奏したとか。
「リップメイクを先にするようになってから仕上がりはもちろん、気持ちまで変われたことに私自身が1番驚いています」。
そんなに変わるものなのかと翌日、彼女にならってリップをひと塗り。シアータイプのボルドーを選んでみました。唇に色がのるとパアっと表情が明るくなって、それだけで気分が上がるんですよね。目元メイクのやる気スイッチが入るのもわかったし、メイクがより丁寧になったような気も。
まぁ、単純っていえばそうですが(笑)、何だか得した気分になれました。
目からウロコのメイク術。メイクの順番を変えてみるのは良いですね。メイクがワンパターンになっていたり、変化をつけたいという人にはおすすめですよ。
美容エディター・ライター
長谷川真弓
以前、この連載でコロナ禍による生活様式の変化について触れたことがありました。マスクによる肌悩みや対処法をテレビをはじめとする各メディアで大々的に特集していましたよね。今は落ち着きを取り戻し、コロナ前の特集・企画へと戻りつつあります。
そんな中、先日、私の友人から「マスク生活はまだ続くし、美容のトレンドを追わないことにした」と連絡がありました。
「確かにそう言いたくなる理由もわからなくないけど」と心の中で思いながら、個人的には市場の動向は知っておきたいし、常に新しいネタをウォッチングしている身としては何か寂しさを感じたのです。
トレンドは本当に必要ない、のでしょうか?
顔の半分をマスクで覆うわけだから、「マスク生活の間はメイクをしない」と言う人が多かったのも事実。でも、「やっぱりメイクは必要」と戻ってくる人も。
ただ、メイクが必要と答えた人たちも、コロナ前の“フルメイク”に戻るのではなく、「オンラインの打ち合わせに合わせて、化粧下地で肌色を均一にしたい」「重視するのは目元だけ。あとは薄めのメイク」「マスクを外す機会もあるので血色感のあるリップを塗りたい」など環境やニーズに応じてメイクにメリハリをつけた感じ。これが意外にも、世の女性たちに受け入れられ、“脱フルメイク”が定着したのです。
トレンドといえばファッション業界もここ数年、「トレンドを追わない時代」に突入しているそう。つい最近、あるブランドの新商品発表会で隣に座ったモード系ファッション誌のファッションエディターの方と今季のトレンドについて意見交換をしたのですが、その話がとても興味深かったのです。
「海外のショーなどで流行りの色や生地・デザインの提案はあっても、それがマス市場まで落ちるかと言われるとそうでもない。浸透していかないのがここ最近の傾向で、トレンドとはちょっと違う」と。でもこの答え、何となくわかるような気がしませんか?
確かにここ数年、「トレンドがないのがトレンド」と言われることが多く、以前のようなわーっとも盛り上がる、ファッション特有のパワーみたいなものがなくなったような感じがします。追い風になったのがこのコロナ生活。ステイホーム中の断捨離もそうですが、おしゃれはしたいけど、「今、買わなくてもいい」という声をあちこちで聞くようになりました。
そこで台頭したのが限られた服や定番服の着回し術。ミニマリストたちのシンプルなファッションやライフスタイルがSNSで話題になったのも、頷けますよね。
一方で、ビューティのトレンドはどうなっているのかというと、個人的に感じた一番の変化は、色の提案。
春はくすみピンク、秋はボルドーやブラウンレッドなどシーズン毎にトレンドカラーを発信していたのですが、今は一年を通じたロングスパンに。くすみピンクは春だけでなく、夏も秋も店頭に残るようになりました。リリースされたばかりの冬コフレにもくすみピンクのアイシャドウパレットも!(しかも、それがすごくかわいいんです)
ON・OFF問わず使えるブラウンは、このコロナ禍でひとり勝ち。ブラウンのアイカラーは相変わらず人気だし、マスカラやアイライナーにおいてはブラックよりもブラウンの販売シェアが伸びて、とうとう逆転したそう。
若い世代を中心に購入者が増えているリップにも変化の兆しが現れています。オレンジカラーが一息つき、最近は「これってブラウン? レッド? それともオレンジ?」と、どの色にも当てはまりそうなリップがヒットしています。
メイクのHowtoについては「コレ!」といった提案がない時代。“ハネ”のようなインパクトのあるアイラインや囲み目メイクもない。眉はまっすぐ太眉からゆるやかなアーチ型へ変わったけど基本は変わりません。高度なテクニックやワザは必要なし、というのが“今”なんです。
これがトレンドだと言う人もいますが、個人的には物足りなさを感じています。ライター仲間も「象徴となる“顔”がなく、逆をいえば“何でもアリ”ってことだから、企画を立てるのが本当に大変」とボヤいていました。
そんな中、じわじわと人気が上がっているのが「今、あなたに必要なのはコレ!」ネタ。お悩み解決ネタともちょっと違う、「知っているようで知らなかった」「これを使うと便利」「今までと違う仕上がりになる」などといった、手持ちのアイテムやテクニックにほんの少しプラスする提案。
ワンパターン化してしまったアイテムやテクニックに「こうすればもっと良くなるよ」と提案するだけ。この「発想の転換」というのが、まさに今っぽいですよね。ホームランじゃなくて、バントヒットみたいな感じ。ちっちゃな提案が誰かの心を動かし、参考にしてくれたらそれで良し。
実際、商品をひとつプラスするだけならお財布の負担も少ないですし、それでメイクの仕上がりも上がれば一石二鳥。「教えてもらって得しちゃった」くらいの気軽さが、今の時代に合っているのかもしれませんね。
美容エディター・ライター
長谷川真弓
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コロナ生活も1年半が過ぎ、2度目の秋を迎えようとしています。終息どころか変異種が猛威を振るい、感染者数が増える一方。まさかこんな長期に渡ると思っておらず、「先の見えない生活」に不安になりますよね。
そんな中でもコロナ生活を味方につけた人がいて……今日は「美容の勝ち組」に昇華した私の友人たちの話をしようと思います。
先日、ひさしぶりに友人と会いしました。SNSで繋がっているのでお互いの近況は何となくわかっていたものの、やはり対面で話すと嬉しいですね。仕事のこともそうですが、話したいことがいっぱいありました。
待ち合わせ場所に登場した彼女を見て、びっくり! いつもの彼女より2まわり以上もコンパクトになっていて、別人のようにキラキラと輝いていました(彼女の弁護をするわけではありませんが、別に前がダメだったというわけではありません……)。それもそのはず、13キロのダイエットに成功したというのです。
仕事の話はそっちのけで、「どんなダイエットをしたらこんなに痩せるの?」という話で盛り上がりました。
何といっても13キロ、ですからね。
「リモートワークになって家にいる時間が増えたことをポジティブに捉え、何かしようと考えたのはダイエット。いろいろなダイエットをしてきたけど、痩せてはリバウンドの繰り返しで、成果が出なかったから。一生に一度くらい本気で取り組んで成果をあげたいと思ったんだよね。それをするなら“今だ!”って」。
ただただ「スゴい!」の一言。その気持ち、わかりすぎます。
「ご飯を作ることは苦じゃないし、この際徹底した食事管理をしてみようと思って。腹持ちの良い玄米に変えて、野菜と良質なタンパク質を摂るように心掛けたの。味は薄味にして、慣れたら量を徐々に減らしていく。ストレスを感じないように努めた」と。
食習慣を変えたらすぐに肌の調子が良くなって、「コスメに頼らなくなった」というから驚き。
そして、食事と同様に取り組んだのが「運動」だったとか。
「私、徹底的に追い込まないと続かないタイプだから、まずは家から徒歩1分のスポーツクラブに入会したの。コロナ禍なのに(笑)。人との接触を防ぐため、早朝に行って運動後はそのまま帰宅し、家でシャワーを浴びるようにしたの」。
さらに週に一度パーソナルトレーナーをつけたという徹底ぶり。「家でもできる筋トレやストレッチを教えてもらい、継続できるようにした」と。
洋服を着ていてもサイズダウンしていることが見て取れる……“天然の浮き輪”とも言われるウエストまわりのガンコなお肉も、年齢が出やすい首から背中の贅肉もすっきりして、きゅっと上がったヒップラインも……同じ人とは思えないほどの変わりよう。
「コロナ生活は自分と向き合う貴重な時間だったよ。もちろん、会いたい人になかなか会えないもどかしさはあるけど、この1年を無駄に過ごしたくなかったの。いつも中途半端で投げやりになっていたダイエットに本気で取り組めたのは良かったな」と彼女の生き生きとした表情を見て、「あぁ、私、一体何をしていたんだろう?」と。
もう1人。とあるブランドの商品開発をしている彼女は、このコロナ禍で美容クリニック通い詰めていました。
「コロナ禍でマスクをするようになって、顔のシミが余計に気になるようになったんです。ベースメイクも薄塗りになると、さらに気になって。まわりから見れば大したことのないシミでも自分の気持ちに嘘はつけませんから」。
個人的には「そんなに気にならないけど!?」と思ったけど、彼女の意思は固く「マスク生活をしている間にキレイになりたいから、取材で訪れた美容クリニックをいくつか紹介してほしい」と連絡があり、すぐに予約。
「カウンセリングを受けるとどれも試してみたいものばかりでした。一度やったら止まらない、とも聞いていたし、料金だって安くないですからね。でも、効果実感を得られる“攻めの美容”は性に合っているみたいです」と満足気。時々、近況報告をしに来てくれました。
一年も経たずして、彼女の顔はみずみずしいハリ感のある肌に。「ファンデーションを塗らない日もある」とキメの整った肌は、実年齢よりも若く見える……。
コロナ生活を上手に味方につけた友人たち。
彼女たちに共通するのは、「この1年で結果を出してやる!」という強い意思。途中で諦めず、目標に向かって確実にタスクをこなしているということ。
そして、身近な人たちの成功事例はどんなダイエット・美容本よりも説得力がありました。「百聞は一見にしかず」のスゴさは、私のぐうたら性格にやる気スイッチを押してくれました。2人を見習って、2年目のコロナ生活で成果をあげないと。でも、その前に目標を決めないと…ですね…(苦笑)。
美容エディター・ライター
長谷川真弓
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1ヶ月ほど前、奥歯を噛み締めたら「キーン」という鋭い痛みがあり、通い慣れている歯医者さんで予約をとりました。以前、虫歯を放置したことで症状が悪化し、治療にものすごく時間がかかりました。歯医者さんが好きなんて人はそうそういないと思いますが、だからって虫歯をそのままにして良いわけがありません。それからは定期的に診てもらうようにしています。
かれこれ3年ほど通っている今の歯医者さんは先生の腕はもちろん、話がとてもわかりやすく、ためになることばかり。勉強させてもらっています。
診療室で症状を伝え、口の中を診てもらったところ、「虫歯も見えないし、(過去に)治療した詰め物の異常でもなさそうだけど、一度、詳しく診てみよう」と歯のレントゲンを撮ることに。
レントゲン結果は「虫歯でない」と。
じゃ、この痛さは一体どこから来ているの?
その時、先生から「もしかして睡眠不足じゃない? 最近、眠れていないでしょ」と意外な質問があったのです。
歯医者さんで睡眠不足を言い当てられるとは……「歯の痛みとどういう関係があるの?」と、こちらはハテナだらけ。
先生の説明をざっくりとまとめると「歯茎が痩せて歯と歯茎の間にある膜にゆるみが発生し、そのことで噛み合わせが変わり、歯の神経に触れて痛みが生じた」のだそう。
歯茎が痩せてしまった原因のひとつが、睡眠不足だというのです。
「眠ることってものすごく大事なんだよ。身体や脳を休めることはもちろん、歯の健康にも必要なんですよ」。
歯茎が痩せると歯周病、唾液の分泌量が減ると虫歯が増えると言われていますよね。特に、唾液は口腔内環境に大きな影響を及ぼし、「歯の表面のエナメル質も剥がれてしまうため、ブライトニングケアをしている人も要注意」なのだとか。
睡眠不足は体に良くないと言いますが、ここまで影響が出るのか……と驚きました。
ここ最近のマスク生活の悩みといえば、肌トラブル。ニキビや毛穴の悪目立ちなどの肌悩みがあるのですが、肌以外に忘れてならないのは「口臭」。マスクをしていると自分の口臭が気になる、という人が少なくありません。
先日、とあるオーガニックブランドの新製品オンライン発表会で、「口臭」をテーマにしたトークセッションがありました。その内容を聴きながら「もしかして、口臭も睡眠不足と関係があるでは!?」と感じたのです。
先生にその話をすると、「原因はひとつではないけれど、睡眠不足も影響している」とのこと。
「口臭の主な原因は、虫歯菌の繁殖や唾液の分泌量の低下です。睡眠不足だと“唾液を分泌しましょう”というサインがなくなってしまうんです。
他にも、マスクを着けるようになって会話が減ったでしょう。唾液って会話をしたりご飯を食べたり、口を動かすことで分泌されるから、口を動かす機会が減ると唾液の量も減り、結果、口臭も発生しやすくなるんです」。
虫歯も口臭も睡眠が影響しているなんて……「睡眠時間なんて少なくていいの」なんて悠長なこと言ってられなくなりました。
昔から睡眠時間は短めで、大体4〜5時間程度。ただし、ここ1ヶ月くらいの間はバタバタしていてさらに睡眠時間が短くなっていました。
「まずは身体を寝かせること。眠たくなくても横になってください。それから寝る前にスマホは見ないほうがいいね、枕元に置かないようにしてください」と、まるで家の中を覗かれているみたい(笑)。
歯の治療を終え、その日の夜は先生のアドバイスに従い、眠たくなくても早めにベッドに入り、横になりました。目は覚めているけど「取りあえず寝る」を1週間ほど続けていたのですが、歯の痛みを一切感じることはありませんでした。さらに肩コリや目の疲れも取れたような。
まだまだ十分な睡眠時間ではありませんが、「睡眠」は侮れませんね。
睡眠と同じくらい関心が高まっているのがオーラルケアアイテム。先ほどのオンライン発表会でも話題になっていたのですが、皮膚や口腔内を通じて体内に吸収される「経皮吸収率」を数値化していて、それが思っていた以上に数字が高かったのです。
例えば、腕の内側の吸収率を1とした場合、頭皮は3.5倍、ワキは3.6倍、口腔内においては下あごは14倍!
(*出典元:高倉新産業ホームページ「たかくらとくらす」より)
今まで何となく感じていたのですが、実際、この数字を見ると食べ物以外でも気を配るべきなんですよね。「毎日使っている歯磨き粉は身体への影響は無し? 大丈夫?」と思うようになったのです。
効果実感はあってほしいのですが、まずは健康あってのこと。食べるものや使うものも安心安全であること、そして自分が納得できる商品を使いたいという気持ちが強くなりました。
今、一番の関心事は「オーラルケア」。身体にも優しくキレイになれる企画を練っています。
美容エディター・ライター
長谷川真弓
コロナをきっかけに「今まで当たり前だったコトやモノ」を見直す機会が増え、そのひとつとして美容のお手入れや意識も大きく変わりましたよね。
おこもり生活でスキンケアのお手入れの楽しさに目覚めた方や、マスク荒れでコスメの有り難さを実感した方。「久しぶりにメイクをしたら気分がめちゃくちゃ上がった」なんて方も。概ね、「やって良かった」という意見ですが、同時にこんな声もよく聞きました。
「ねぇ、もっと“効く”コスメはないの?」と。
美を取り巻く環境はここ数年でものすごいスピードで変化しています。
一度、その効果を実感すると「もっと、もっと!」と、つい欲が出てしまう。ことさら美に関しては、その欲がもっと強くなっているような気がします。「もっと良いモノはないの?」「もっと効くコスメはないの?」「もっとキレイになれないの?」と(笑)。
私たちの声に応えるかのように化粧品メーカーの研究者たちは創意工夫をしながら新しい成分や処方の開発に挑んでいます。それにより、数年前までは叶うことのなかった「効果」もうたえる時代になっているのです。
ある日、街のドラッグストアに貼られている新・美白美容液のポスターに目が釘付けになりました。
「美容医療か。美白美容液か。」
思い切ったキャッチコピーにハッとしましたが、どちらかなんて選べない。超がつくほど欲張りになっている私は、「どちらかではなく、両方欲しい(笑)」と心の中で呟いたのです。
見た目の変化や即効性という点では美容医療が優勢と言われています。「えいやっ!」というチカラワザも時には必要ですし、「早く!」「もっと!」と求めたがるニーズに合致していると思います。
その一方で、化粧品でコツコツとお手入れすることの大切さも感じているですが、一度やったからおしまいではなく、長く・継続することが大事。それにはやはり今と未来の肌に寄り添える化粧品を使ったほうがいい。しかも、この化粧品が美容医療に負けず劣らずのスピードで効果を実感することができる時代になったというのですから、使わない手は無いのです。
美容のお手入れは長期戦なのですから。
ひと昔前だったら、美容と医療を同じ土俵にあげることすらなかったけど、今は「どちらも」使うことができる時代に。このコピーを読んで、驚きと同時にお手入れのやる気スイッチがONになったことを覚えています。
先日、いろいろな案件が同じタイミングで動きはじめ、バタバタしていました。頭もフル回転、打ち合わせや撮影・取材など、コロナ前の忙しさに戻ったよう。体も心もついて行けず、アップアップしていたら、案の定、口のまわりに大きなニキビがゴロゴロ。
さらに肌荒れを加速させていたのはこのマスク。ここ最近の気温の上昇とマスク内の湿度のコントロールがきかず、症状は悪化するばかり。いつも使っているコスメはもちろん、美容クリニックで処方してもらった薬でも治りが遅く、「トホホ……」の状態でした。
そんな矢先にPRの方から「使ってみてください」と渡されたのが韓国コスメ。シートマスクと今回新しく登場するジェル状のマスクでした。
「わかった〜、機会があれば使っておくね」と受け流そうとしていたのですが、彼女の一言に手が止まりました。
「肌荒れがすぐに治ったんですよ〜」。
彼女は私が知っている美容関係者の中でも、「肌のキレイな人」TOP5に入る美肌の持ち主。そんな彼女が「肌荒れで悩んでいた時に役立った」というのですから、どんなコスメを使ったのか……余計に気になりました。
「ものすごい肌が荒れてしまって、このマスクを4日間連続で使用したら赤みも引いて落ち着いたんです」と。肌荒れの形跡など見当たらないほどツルツル&ピカピカのキレイな肌に戻ったというのです。
「コスメですぐ治るはずがない」と意地悪に反論してみたのですが、「まぁ、試してみてくださいよ」と余裕の笑み。その効果を知りたくて早速、試してみたのです。
洗顔後すぐにジェルマスクをたっぷり塗って20分放置。
その後、洗い流してからシートマスクをつけて20分放置。
最後はクリームで仕上げる、というシンプルステップ。
放置している間はコーヒーを飲んだり、部屋の片付けをしていたのでお手入れというお手入れをせず、簡単&楽チン。
これを4日間続けてみたところ……驚くことにニキビの赤みもおさまり、肌がふっくらとしたのです。皆さんも覚えがあると思いますが、肌のコンディションが良くなるだけで、憂鬱な気分から一気にご機嫌モードになりました。
このコスメ、効くことにおいてはここ最近試したコスメの中で群を抜いていました。やっぱり即効性は大事。コスメの底力を実感した出来事でした。
その時、感じたのは、自分の肌との相性も大切だということ。好きか嫌いか・効くか効かないか、それを感じるのはやっぱり肌であり、「相性が良い=良いコスメ」になるんですよね。
以前、編集の先輩から「コスメで肌が良くなるんじゃなくて、コスメの良さがわかる肌になりなさい」と言われたことを思い出しました。
美容医療も化粧品も上手に使いこなし、共存共栄する時代へ。良いコスメとの出合いを求め、ひたすら試す、の繰り返し。この果てしない作業が今、とても楽しくなっています。
美容エディター・ライター
長谷川真弓
最近、ちょっと気になっている市場「フェムテック」。皆さんも一度は耳にしたことがあると思います。「Female(女性)」と「Technology(テクノロジー)」の造語で、女性が抱える健康について、最新の商品やデジタル・テクノロジーでサービスを提供しましょうというもの。
フェムテックという言葉を耳にするようになったのはつい最近のことなのですが、実は、日本でも以前からフェムテックの活動はしていて、その先駆けとなったのは2000年にスタートした生理日記録・管理ツール「LunaLuna(ルナルナ)」ではないでしょうか。
スケジュール帳などで管理・把握していた生理日を、いつも持ち歩いているスマホ(当時はガラケー!)で簡単に管理できるなんて、「ほんと便利な世の中になったもんだ!」と当時のことは記憶に残っています。中でも感心したのは、翌月の生理日などの予測機能もしてくれること。「突然の生理に慌てふためくことがなくなった」と、話題になりました。
といっても、日本ではまだ生理を含めた性の話を堂々と語ることはできず、このサービスを認知させることは本当に大変だったと思います。
それから20年という月日を経て、今、この市場がさらに大きくなろうとしているのです。
正確にいうとフェムテックの「テック(テクノロジー)」のサービスは入っていないのですが、女性の性や健康、生理環境に一石を投じ、話題になっているということで、ぜひ、紹介したいのが「吸収性サニタリーショーツ」。
生理用品といえば、ナプキンかタンポン、最近では月経カップなどの選択肢がありますよね。生理用ナプキンでも軽くてバッグにかさばらないサイズはあたり前だし、さらにオーガニックコットンで作られていたりと、実にさまざま。そして、新たに参入したのが1日中穿いていられる「ナプキン機能のあるショーツ」。この1年でたくさんのブランドから吸収性サニタリーショーツが登場しました。
この商品を知った時は、「まさか!」「そんなことが可能なの?」と耳を疑ったほど。
日に何度もナプキンを取り替える環境がままならないことだってあります。経血量の多い2〜3日目は漏れの心配もあるので洋服も気にしますし、体調がすぐれないと外出も億劫になってしまうことだってあります。
生理のことを気にせず過ごすことができればいいのに、と常々思っていたけれど、いざ試してみると本当に便利。私が試した吸収性サニタリーショーツは、今販売している商品の中でも圧倒的な吸収率を誇っていて、実際に1日中穿いていても漏れませんでした。吸収力もそうですが、ボクサータイプという点もポイント高し。腰まわりをしっかりホールドしてくれるので、漏れの心配もなく、快適に過ごせたのです。
使うほどにその良さを実感できる商品に出合ったのは久しぶりでした。
早速、この感動を記事にしたところ、行為的な意見が多かった一方で、そうではない意見もありました。ですが、個人的にはいろいろな意見があってしかるべき。大切なのは「生理の悩みを解決する選択肢が増えること」ですから。試してみたら生理の煩わしさや悩みが解消できたとなれば、こんなに嬉しい話はありませんよね。
言われてみれば、家族やパートナーに生理のことをオープンに話している人ってどれくらいいるのでしょうか?
遡ること、初潮を迎える小学5〜6年生の頃に女の子だけが呼ばれ、保健の先生から女性の体についての授業を受けたっけ。授業が終わると男子たちから冷やかされたな〜という記憶があるけど、今は?
この時から変わっていないとしたら、それは「悲しいな」と思うんです。
もちろん、国や宗教的な理由で話せない事情があるケースもありますが、生理は女性の体にあるべきものであり、病気ではありません。女性はもちろん、男性も知っておくべきだと思うのです。
道徳や保健体育の授業で女子も男子も一緒に学んで欲しいし、家族でも話す機会が増えたらいいのに、と思うのです。
先日、吸収性サニタリーショーツのブランドを立ち上げた起業家の方と会う機会があり、商品のことやフェムテック市場について意見交換をしていたのですが、その時の言葉が印象的でした。
「女性がさらなる社会進出を目指すうえでも、女性だけが生理のことを知っていればいいというわけではないと思うんです。女性の体の仕組みをオープンに語れ、理解してくれるやさしい社会であって欲しい」と話していました。
フェムテック市場は2025年には約5兆円規模まで成長すると言われています。商品やサービスはより向上していくことでしょう。そして、この市場が女性の体や健康、そして理解のある社会作りの後押しになることは間違いありません。
私たちができることは何か。まずは一人ひとりの意識を変えていかなければならないし、いけたらいいな、と感じています。
美容エディター・ライター
長谷川真弓
コロナ禍でも美容ネタは尽きないため、紹介したいネタや商品がたくさんあるのですが……今回は、マスク生活2年目に向けたUVケアについてお話を。
マスクをしているとリップやファンデーションなどを塗らない“ノーメイク”女子が多いそう。ですが、実は肌にとってはマイナスなことも。
それは紫外線。紫外線は季節・天候問わず年中降り注いでいて、最近では屋外だけでなく、部屋の中にいても万全のケアをしたほうがいいというから、決して油断はできないのです。
シミやシワ、たるみなどのエイジングサインはさまざまな要因が複合的にからみ合って現れるため、“犯人”を特定するのは正直、難しいと言われています。
そんな中、ここ数年の間で美容業界で話題になっているのが「光老化」という言葉。年齢を重ねることによって起こる「自然老化」とは異なり、紫外線を長年浴び続けることによって起こる影響(老化)のことを言います。
加齢とは別に紫外線の影響でエイジングが加速されるなんて……。「あの時、しっかりケアしておけばよかった」と後悔しないよう、紫外線対策は早めにおこなうことをおすすめします。
そこで、紫外線対策についてのおさらい。
紫外線ケア製品を見ると、紫外線防御効果を示す指標が2つ記されていることはご存知ですよね。ひとつは「SPF」。紫外線の波長が太く・短い「紫外線B波(UV-B)」を防御する数値で、特に海や山でのレジャーではSPF値が高い方がおすすめ。
このもうひとつは「PA」。「紫外線A波(UV-A)」を防御する数値で、波長はそれほど強くないけど肌の奥まで届くため、これも油断ならないのです。さらにUV-Aは屋内、つまり部屋の中にまで入ってくるため、知らず知らずに浴びてしまうというわけ。
紫外線は目に見えず、だからこそ“厄介”ですよね。塗りムラや塗り残しがあったり、時間が経つとクリームが落ちてしまうため、“完璧な対策”というのが本当に難しいのです。
今のマスク生活も「マスクを着けているから安心」なんてことはないのです。現に「マスク焼け」という言葉が流行ったのも記憶に新しいですよね。
紫外線ケアの大切さを何度も伝えているのですが、残念なことに紫外線ケアを習慣化している人はものすごく少ないそう。
ある美容家さんは「大人になってシミの治療にものすごく時間とお金を費やしたため、娘たちには幼い頃からUVケアの大切さを教えています」と話していました。彼女の家ではお出かけ前に日やけ止めを塗ることを習慣づけていて、今では母親が言わなくても自分たちでケアするようになったというのです。もう……美容感度、高すぎ(笑)。
外出する前のメイク支度でUVカット値の高い日やけ止めや化粧下地、欲を言えばデコルテやボディまで塗れたらなお良しだけど、このひと手間を「面倒」と感じることもありますよね。わかっちゃいるけど、できないんです。
「今日くらい塗らなくても大丈夫でしょ?」「マスクしているから平気よね」とケアをおろそかにして、後になって「あぁ、やってしまった」と悔やむ(笑)、この繰り返し。
それに応えるかのように登場したのが、スプレータイプの日やけ止めです。シューっとスプレーするだけの「手軽さ」はとにかくストレスフリー。しかも、頭皮や背中など「塗れない」「塗りづらい」ところにもシューっとするだけですから楽チンなんです。
その後もUVケア製品は進化し続けています。クリームやジェルに色をつけて塗り残しがないように可視化したり、水や汗・最近では洋服などの擦れなどに強いテクスチャーの開発など、紫外線から肌を守る技術の進化には驚くことばかり。
そして、さらに女性たちの「もっと!」というニーズに応えるため、化粧品メーカーが取り組んだのは、サプリメントの開発! 別名「飲む日やけ止め」です。
当初はその存在も静かなものでした。業界内でも「ここまで来たか!」「本当に効果があるの?」と半信半疑な人も多く、賛成・反対と半々くらいの感じでした。
ですが、そんな心配をよそに美容感度の高い人たちの間に広がり、さらには紫外線対策が面倒な人たちも「これでようやくケアする気になれた」と飲むようになったのです。
まさか、こんなに需要があったとは……逆を返せば、そんなに日やけ止めを塗りたくなかったのか〜と(苦笑)。
私のUVケアというと、「塗る」「飲む」のセット使いが最近のルーティン。何だかんだ言っても直塗りした方が紫外線を防御するという機能は一番しっかりしているわけで……でも、外出先ではスプレータイプが本当に便利。だからニーズに合わせて使いわけるのがいいのかも。
今、海外ではコロナウイルスの「飲むワクチン」の開発も急ピッチでおこなわれているとのこと。商品化されるまでもう少し時間がかかりそうですが、私たちの生活に大きな変化をもたらすことでしょう。
新しい技術と賢い選択。便利な世の中になっていきますね。
美容エディター・ライター
長谷川真弓
「美容業界の稼ぎ時」といえば春と秋。特に寒い冬から季節が大きく変わる春は、肌の変化はもちろん、気分的にもコスメの「衣替え」をする人が多いんですよね。スキンケア・ベースメイク・メイクアップとすべてのカテゴリーが大きく動く時期、しかも「美白」製品はこのタイミングで新作が登場するため、化粧品メーカーも気合いが入っているんです。
美白市場は日本をはじめ、アジア圏特有の市場と言っても過言ではありません。
百貨店のコスメカウンターに外国人観光客が押しかけ、美白製品を指名買いする姿も。今でこそ(コロナの影響で)見かけることが少なくなりましたが、コロナ前はその光景に圧倒されて、“釣られ買い”をしてまったほど(誰かが「これ、良いよね〜」というと、「あらそう?じゃ、買ってみようかしら」ってその気になっちゃう、買い物のあるあるです)。
毎年どこかのブランドで新成分または新技術を採用した美白製品が登場するため、ネタが尽きることがないんです。美容誌のベストコスメで受賞すると、その製品の売り上げはうなぎ登り。今でも多くの女性の心を掴んで離さないカテゴリーなのです。
美白ケアといえば「シミ」対策。ポツポツと肌に浮かぶこのシミをひとつでも無くしたい!とせっせとケアしているのですが、シミへの追求、イコール美白研究の進化となるわけですが、それは目を見張るほどのすざましさなのです。
化粧水や美容液・クリームなど「重ねる」アイテムはもちろん、クレンジング・洗顔といった「落とす・洗う」アイテムにも美白成分を配合した製品が登場していて、よく考えてみると、“洗いモノ”系コスメにも美白効果を搭載してしまうなんて……驚きませんか?
ひと昔前まではできてしまったシミのケアのみだったものが、今やシミを作らせないはもちろん、未来へのシミケアケアまで広く・深くなっているのです。とあるブランドの最新美白美容液は美容医療にも負けない効果が期待できるとあって、毎日のお手入れががぜん楽しくなってきました。
個人的には「美白熱はさらに加速する」と予測。だけど、今までの美白ケアの定義とはちょっと違い、時代の変化とともにアウトプットの仕方も変わってきているような気がするのです。
それってどういう意味かというと、今までのシミケアだけじゃモノ足りず「点」から「面」へ、ケアの範囲が拡大しているような気がします。
正直、シミを隠すだけなら、ファンデーションやコンシーラで何とかなるんです。でも今は、シミ以外に肌の色ムラやくすみが気になり、顔全体の印象が悪くなる(実は色ムラやくすみは、近年の肌悩みの常連ワードになっているんですよ)。
悪目立ちしている面責が大きいほど、「不健康」や「老け」をイメージさせ、「何とかせねば!」と思いますし、これらの悩みが美白製品で何とかなるなら、やっぱり試してみたくなりますよね。
そう、近年の美白製品はたくさんの肌悩みに応えられるよう、開発されているのです。
今、肌や髪の色など外見の多様性を尊重するSDGsの動きが世界中で広がっていることは皆さんもご存知のとおり。もちろん、美容業界も大きく変わろうとしています。外資化粧品メーカーを中心に「美白」「標準」などの言葉を使用しない、ことを表明していますよね。 一人ひとりの肌色や質感を「個性」として尊重し、「外見の理想を押し付ける表現を止めます」と。
今までの「色(=白)」の追求を止め、表現方法を変えることは大いに賛成。けれど、書く側としてはちょっと困ったことに。「美白」に代わるワードって? どのように美白製品の良さを伝えていけばいいのだろう、と。この動向をしばらく注視していたのですが、意外にも代替えのワードは身近にあったんです。しかも、皆さん、すんなりと受け入れているんですよね。
それは「ツヤ」。「色(=白)よりも明るく透明感のあるツヤ肌を目指そうよ」という考え方。ツヤという表現は以前からあったし、私たちも事あるごとに書いていたけど、改めて考えると実はものすごく理にかなっているし、今っぽいワードなんですよね。
点より面のケアがフォーカスされている今、ツヤの強度が増すと点も目立たなくなるし、光の反射により若々しく見えるので、「確かにな」と。
あるメーカーの自社調査で「ベースメイクアイテムのニーズに何を求める?」というアンケート調査をしたところ、「シミやくすみをカバーする機能」はもちろんのこと、「肌色が均一でツヤのある仕上がり」を求める声が多くなってきたというのです。さらにすごいのは、ツヤのニーズもたくさんあるってこと。むき卵のようなつるんとしたツヤから、柔らかな光を放つ上品で大人のツヤまで、求めるツヤが一人ひとりに異なるというのもおもしろいですよね。
近いうちに「ツヤ」の定義も細分化され、「ツヤ分けして“なりたい肌”を叶える」みたいなワードやコスメが出てくるのではないかと、想像してみたりして。
美白の領域から抜け出し、新たなカテゴリーが生まれるのか? そもそも、美白という名称は残っているのか? 美容の歴史がまた大きく変わろうとしている……楽しみですね。
美容エディター・ライター
長谷川真弓
マスク生活も2年目に突入。まさかこんな事態になろうとは誰もが思っていませんでしたよね。ワクチン接種が次々と始まっていますが、完全に落ち着くまでは「(マスク着用は)まだ続くだろう」という見解。あともう少しの辛抱ですね。
マスク美容もこの1年でいろいろと学びました。肌のコンディションに合わせてコスメを使い分けるなど、自分なりに対策を練っているのですが、季節が変わるこの時期はやはり肌の調子が低下する。今年は花粉の飛来も多いような気がしませんか?
外出時のメイクで一番変わったことといえば「ベースメイク」。「マスク蒸れやマスク移りが嫌なのでファンデーションは塗らない」派と、「マスクの擦れで肌が荒れるのでファンデーションを塗って1枚ヴェールをまといたい」派。どちらの意見もごもっともで「で、結局のところファンデーションは塗った方がいいの? 悪いの?」と多くの女性が悩んだハズ。
個人的なことを言うと、完全自粛生活だった昨年は「化粧下地のみでファンデーションは塗らない」派でしたが、今年は化粧下地と部分用ファンデーション、もしくはコンシーラーで肌を整えるようなりました。と言っても、ファンデーションやコンシーラーはマスクで隠れていない目まわり中心ではありますが(笑)。
肌色を均一に整えるってやっぱり大事。肌の露出は限られているけど、たったこれだけでも与える印象は全然違うんですよね。
それからもうひとつ。口元のケアも忘れてはいけない、ということ。肌同様、マスクで隠れてしまうパーツなためケアを怠りがちですが、ここが大きな落とし穴。唇のケアって本当に忘れてしまうと、その後が大変なんです。カサカサした唇はマスクとの相性も悪く、完治も遅く悪化の一途。悪目立ちした唇は女性だけでなく、男性でも気になりますよね。
ニュースサイトをななめ読みしていた時、「マスクを外した顔にがっかり」というキャッチに目を奪われました。この「マスクを外した顔にがっかり」って「(自分が)自分の顔にがっかり」するのと、「相手方の顔にがっかり」するのと2通りの意味があるんですよね。
このタイトルを見つけた時、とっさに思ったのは後者の「相手方の顔にがっかり」の方でした。目の前でマスクを外した時、「この人こんな顔していたっけ?」と感じること、ありませんか? 久しぶりに会って、マスクを外したら何か印象が変わっているような。「老けたな」「疲れていそう」など(本当に失礼!)心の中で感じていましたが、その瞬間「あっ!」を気づいたことが。私がそう感じているように相手方も私を見てそう思っているということ。がっかりした相手の顔を目の前で見る私……あぁ、怖い。
マスクを外した時の驚きは良い方に転じたいけど、現実はそんなに都合よくいかないですよね。マスクは絶好な「隠れ蓑」。外した時のギャップがあればあるほど“がっかり感”も半端ないわけです。
でも、「マスクを外した時にがっかり」って一体、どういう顔なんだろ?
ここでパッと浮かんだのが唇のケア。先日、男友だちから「マスクで唇が荒れてしまったからおすすめのリップケアアイテムを教えてほしい」とLINEがあったことを思い出しました。
普段はリップクリームだって塗らなくてもヘーキと言っていたのに、このマスク生活で唇の皮がめくれあがるほど痛めてしまったのだとか。
唇は頬や目元に比べ、皮膚が薄いのでトラブルを受けやすいパーツなんです。さらにマスクを外し、外気に晒されると必要以上の水分・潤いが奪われてしまうため、より乾燥してしまうんですよね。
また、こんな話もあります。
知り合いのライターさんから「マスクに色がつかない口紅が売れている」という情報を教えてもらいました。「コロナ禍で口紅は売れない」と言われていますが、マスクを外す環境が増えている、とのこと。その時にノーメイクで顔色が悪く見えたり、マスクに口紅が色移りして雑な印象を持たれたくないという理由で買い直している女性が増えているのだとか。
この話を先ほどの唇が荒れてしまった男友だちにしてみたところ、「マスクを外す時を想定してメイクをするっていうのも大変だけど、身だしなみが整っているのはいいね。ちょっと色づくリップ用美容液を付けていると好印象だよね」と。
まさに、それ。ツヤを出すリップ美容液やうっすらと色付くリップが売れているのはホントだし、最近ではマスク移りを防ぐ唇専用の美容液も登場するなど、ニーズに叶ったコスメも次々と登場しているから使わない手はないですよね。これからの季節はUVケアもできると、さらにヒットしそう。
マスク美容2年目は、マスクを外した時にがっかりさせない施策を入念に!まずはリップケアから始めてみて。
美容エディター・ライター
長谷川真弓
先日、化粧品メーカーの方とオンライン打ち合わせをしていた時、「メンズ美容がからっきし売れないんですよねぇ〜」という話になりました。ビューティ業界では数年前からメンズ美容に本格参入するメーカーが増え、ドラッグストアでも単独コーナーが作られたり、百貨店では男性が商品を購入しにコスメカウンターを訪れるというのも珍しい光景ではなくなりました。
このメンズ美容市場、爆発的なブームになっているかと聞かれると……正直、ビミョー。感度の高い人や若い層では「スキンケアは当たり前」となっていても、まだまだ市場全体の底上げには至っていないのが現実。ブランド担当者や商品開発者は歯がゆい思いをしていることと思います。ですが、この市場はビューティ業界の成長を左右する大事なカテゴリーであることは間違いなく、今後の戦略次第で“化ける”可能性は十分にあり得る、と個人的には思っているんですけど、ね。
そう感じたのも、コロナの影響で「美容の在り方」が大きく変わったからなんです。
美容業界全体の転換期を迎えたコロナ生活。リモートワークの推進で多くの人が仕事の様式を変えざるを得ない状況になったのですが、そこで気づいたのが「見た目の重要さ」。
オンライン打ち合わせの時は他の人の顔なんてそっちのけで自分の顔ばかり見てしまっていませんか?
「自分の姿を客観的に見ることがなかった」「表情の無い自分の顔が怖い」「相手に自分がどのように見られているか気になる」という声は男性だけでなく、女性も一緒。メイクをする時に鏡越しで自分の顔を見ることがあっても、その顔は「自分の好きな顔」であり、「普段、見られている顔」とは異なるんですよね。私もそのギャップに落ち込んだ一人です。「もっと口角をあげないと!」「前髪はあったほうがいい」「肌は色よりもムラが気になる」など新しい気づきがあり、改めてセルフマネジメントの大切さを実感しました。
これらの対応をする・しないは個人の自由ですが、「やって損することはない」というのが私の自論です。
メンズ美容市場においては「デジタルの普及」が追い風になっているのも事実。D2Cマーケティングが勢いを増し、デジタル市場に詳しい友人いわく、「インフルエンサープロデュースやメディアがOEM会社と組んだオリジナルのコスメが話題になっている」と。コロナ禍でデジタルとビューティの相性が良いのではないか、と感じるほどです。
情報も買い物もデジタルで済ますことが当たり前になりつつある今、コスメを簡単に買える環境が確保できたこと、何と言っても「スマホでポチれる」のはやっぱり便利ですよね。昔から男性とデジタルは相性が良いと言われているため、この戦略はさらに加速されるでしょう。
その一方で、対面販売も根強く残っていて、先日、興味深い話を聞きました。ヘアサロンの入り口近くのディスプレイコーナーに男性用の化粧品があったんです。聞くと「うちは男性のお客さまも多くて『おすすめのスキンケアを教えて欲しい』と聞かれるから、試しに置いてみたら飛ぶように売れるんだよね」と教えてくれました。
「ヘアサロンでメンズコスメ!」とは驚きましたが、よく考えてみると男性にとってこんなに効率の良い場所はないんですよね。髪を切りにくるサイクルは1ヶ月から1ヶ月半程度でコスメの使用量と同じサイクル。しかも、担当美容師に髪と肌の両方のアドバイスを受けられるわけですから、そりゃ買いますよね。
今、ヘアサロンではシャンプーやヘアドライヤー、ヘアアクセサリーなどの商品を取り扱っていて、その売り上げシェアはバカにできないのだとか。メンズコスメとは盲点をつかれた思いはありましたが、この戦略、めちゃくちゃ「アリ」な気がします。セレクトショップにコスメコーナーを設けた当時は「時代も変わったなぁ〜」なんて感じていましたが、今はヘアサロンの時代かぁ〜。
ちなみに1番人気アイテムはテカリを抑える美容液、なのだとか。
とは言ってもまだまだハードルは高いメンズ美容。そのハードルは一体何なのか、とメーカーの商品開発者から相談を受けたことがありました。
彼らの独自の調査によると「たくさんのコスメを使いこなせない」「使い方がわからない」「自分に合うコスメがわからない」と言った声が圧倒的に多いといいます(男性はシェービングのお手入れもあるため、ステップをできるだけ簡略化したいという声は頷けますね)。
それからもうひとつ、「お手入れの習慣化」です。朝夜の洗顔後のもう1ステップをスキンケアのルーティンとして習慣化させるのは本当に至難のワザなのだとか。何せ、今までお手入れをしたことがない、という人たちに面倒と思わせない、使い続けて肌の調子がよくなることを実感させなければならないのですから。
このニーズに応えられるコスメなんてあるの? なんて声が聞こえてきそうですが、「ひと手間」が苦にならずお手入れができるコスメ……実は、あるんです。すでに美容カテゴリーの市民権を得ている「オールインワンジェル」は、便利で楽チンという面でも適したアイテム。これひとつで保湿ケアが完成するので、本当のところを言うと作らない手はないんです。
さらに言うと、メンズコスメは「デザイン力」も必要です。それも「化粧品だとわからないようなデザイン」が求められているんです。現に美容感度の高い男性たちが愛用しているコスメブランドのボトルやパッケージは、スタイリッシュでカッコいいインテリアのようなデザイン。ブランド名も小さく控えめだけど、わかっている人にはわかるデザインというのが今の傾向。大きなロゴがドカーンとあるのは、もう時代遅れなんですよね。
最後に若いうちからスキンケア意識が高いと、年相応になった時でもカッコよくいられる、と言うのは本当。シワ・シミの悪目立ちがなく、「若々しく見える」んです。
だから冒頭での「メンズコスメが売れないんだよねぇ〜」という答えはもう少し様子見を。“化ける”のはこれからですから。
美容エディター・ライター
長谷川真弓
「まさかこんな年になるなんて」と誰もが思ったことでしょう。2020年、東京オリンピック・パラリンピックが開催され、さまざまな日本のカルチャーが世界に発信される年……だったのに。世界中で感染拡大したコロナウイルスの影響でオリンピック・パラリンピックは延期。外出自粛・在宅勤務・ソーシャルディスタンスなど、これほどまでに生活がガラリと変わってしまうなんて……。当たり前のことが叶わない現実に誰もが戸惑ったと思います。
感染拡大を予防するため外出自粛要請が発表されるといの一番に飲食業が大打撃を受けました。レストランを経営している友人は「こういう時は飲食業が一番最初に影響を受ける」と対応に追われていました。また、イベント会社に勤める友人は「秋までびっしり埋まっていたイベントがあっという間になくなったんだ。真っ白になったカレンダーを見たのは入社以来初めて」と寂しそうに言っていました。
コロナの影響はファッション・美容業界にも大きな打撃を与えました。外に出ないと着飾る・化粧をする必要がなくなるため、モノが売れなくなりました。さらに追い討ちをかけたのがマスク生活。「顔の半分以上を占め、さらに1日中つけているから化粧をする気なんて失せるよね」と話す友人。
最近、どこかの番組で「今年もっとも売れなかったモノ」というランキングを紹介していましたが、口紅やファンデーションが上位を占めるという……「コロナに負けた業界」とでも言わんばかりの悲しい結果に。
でも、本当に負け組みなのかしら? ビューティだってこんな時だからこそできた事もあるのでは? 私自身もそうでしたが、コロナ禍で見直した「美容習慣」でした。家にいる時間が増えたおかげで「話題になっている美容液に切り替えてみよう」とか「あのシートマスクを試してみよう」など、今まで以上にスキンケアに手間と時間をかけることができるように。するとおもしろいように肌コンディションが上がっていきました。そうなると気持ちが上がるんですよね。朝起きて、洗顔して、肌のコンディションが良いと1日のスタートが晴れやかになる。「肌と心は一体」という言葉を耳にしますが、まさに! 肌と心は密接に繋がっている、よく言い当てていますよね。
そうなると次々に欲が出てきて、今後は髪や頭皮のお手入れも入念に。すると、あんなに悩んでいたパサつき・広がり・くせ毛もスタイリングしやすい素直な髪へ。この変化には自分でも驚きました。
忙しさを理由にしてお手入れがおざなりになっていたのは事実。年齢のせい、時間のせいにしていたけれど、この自粛期間で自分を見直すこと、手をかけることの大切さを知ったという女性も多かったのではないでしょうか?
もうひとつ、実感したのはコロナを機に変わる美容様式。2020年は当たり前のことが当たり前にできないことを痛感した年でもありましたね。その中で変化に対応し、新たに生まれたアイテムや様式・ビジネスがありました。
例えば「マスクメイク」。今年は美容とマスクがセットになって紹介されることがとにかく多かったですね。情報番組では「マスク荒れ」なんて言葉も耳にしたし、これらが流行語大賞にノミネートされなかったことが不思議なくらい。
マスク移りのない化粧下地やファンデーションについては、今後も当たり前の機能として研究が進められていくでしょう。日本には花粉症という、これまたマスクとは切っても切れないやっかいなアレルギーがあります。「ファンデが取れるのが嫌」とマスクを拒んでいた女性も今後は抵抗がなくなるでしょうし、色が落ちない口紅や色がついたリップクリームなどの商品ラインナップも大幅に増えていくと思います。
また「マスク荒れ」対策アイテムも増えるのでは? 例えば、保湿クリームやバーム・オイル美容液などは、ちょっとした環境の変化で肌が乾燥したり、荒れたりした時のレスキューコスメとして活躍しそう。……例えコロナが終息した後でも、環境に対応して使えるコスメとして生き残っていきそうですね。
この「ちょっと」に対応するといえば、少量や使い捨てパウチタイプだったりすればなお良し。実はマスク荒れで美容クリニックで治療をしてもらった時、保湿クリームを小さなケースに入れて持ち帰らせてくれたのが思いのほか便利で役に立ったんです。地球にも優しいエコな原料で作られたパッケージであれば、もっと嬉しいですね。
また、美容業界でも「デジタル」や「オンライン」を上手に活用する場が多く持たれました。2年ほど前にデジタルカウンターの取材をしたことがありましたが、当時は画期的な手法だとわかっていても、美容業界全体がまだ模索中で手を出せないという印象でした。ですが、このコロナの影響で一気に加速することに。今やほとんどのカウンターでこれらのシステムを導入し、テスター台の代替えとして活躍しているそう。専用アプリをスマホにダウンロードすれば、お試し後にポチっと購入……店頭に行かなくてもコスメが買える時代は確実にやってきていますね。
このコロナ禍で負け組に仕分けされた感がありますが、時代のニーズに合わせ、時には寄り添うように、時にはあっと言わせる斬新さでキレイの提案をし続けてきた美容業界。このコロナ禍でも新たな様式がたくさん生まれているのも事実。
そんな時、とある化粧品ブランドの広告が目に止まりました。
「ビューティはこれからだ!」
そう、ビューティはそうでなくっちゃ! 2021年は新しい製品に、様式にワクワクする。そんな時代に期待したいですね。
美容エディター・ライター
長谷川真弓
TOKYO COSMETICS ONLINE SHOPでは、2020年8月から「定期コース」を開始しています。そのご利用は今やご購入のお客様の80%に迫る勢いとなっています。
今回は「定期コース」を、いつでも気軽にご利用できるよう、また気に入った商品をお得に便利に続けていただけるように詳しくご紹介したいと思います!
詳しいご紹介はこちらからもご覧いただけます!
同じ商品を5回継続すると1回分が無料と同じです。
お好みのペースに合わせて「毎月お届け」「2カ月ごとにお届け」「3カ月ごとにお届け」の3つのコースをお選びいただけます。
お客様のご都合に合わせてお届けの変更・お休み・キャンセルをホームページのマイページからでも、メールでも変更が可能です。※お届け予定日の10日前までにご連絡ください。
Q.商品はいつとどくの?
A.初回はご注文いただいてから最短でのお届けとなります。2回目以降はご希望のコースに合わせて、自動的にお届けいたします。
Q.支払い方法はどうなるの?
A.クレジットカードでのお支払いとなります。
Q.月ごとのキャンペーンとどちらがお得なの?
A.お決まりのお好きな商品を継続的にご利用になる場合でしたら、定期コースの方がおすすめです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。ぜひお得で便利な「定期コース」をご検討ください!
※一部対象外の商品がございますのでご注意ください。
2020年12月より全国の東急ハンズ、handsbe、プラグスマーケット主要54店舗で「Pupila」取扱いがスタートしました。
北は北海道から南は九州までお取り扱いがございます!
是非お近くの店舗にてお試しもできますので立ち寄ってみてくださいね!
こちらの情報は、店舗が増えましたら更新していきますので、引き続きチェックしてくださいね。
]]>先日、調べものがありネットサーフィンをしていたところ、偶然にもことわざ辞典のサイトへたどり着きました。ちょっと興味がわいて調べたのが事の始まり……気がつけば1時間近く「へぇ〜」「ほぉ〜」と見続けていたのです。中でも検索ランキングという項目が意外とおもしろく、週間・月間で検索数が多いことわざを紹介しているのです。
調べたい内容が「目」にまつわることだったので、早速、検索ワードにかけてみる、【一目置く】【鬼の目にも涙】【壁に耳あり障子に目あり】など小学校で学ぶことわざが出るわ、出るわ。改めてことわざの意味を読むと、本当にわかりやすく、「確かにね」「そうそう」なんて頷いちゃったり。仕事そっちのけでハマっておりました。
マスクを着用した当初、「口や頬が隠れてしまい、コミュニケーションがしづらくなった」という声を多く聞きました。表情が読み取れないことがこんなにも不便で、不安になるのかと皆さんも実感したと思います。でも、だからといってコミュニケーションをしなくていいわけもなく、頼らざるを得なかったのは……マスクから逃れた唯一のパート、「目」でした。
【目は口ほどに物を言う】
情のこもった目つきは言葉で説明するのと同等に、相手に気持ちが伝わるものだということ。
【目は心の鏡】
目にはその人の心の正邪が表れるということ。
(出典:故事ことわざ辞典)
ことわざを調べていた時にも思いましたが、「目」からの情報って本当に大切だということ。美容の記事を書く時【目ヂカラ】という言葉を使いますが、目ヂカラはあった方がいいし、目の使い方(表現がうまく言えない)もあなどれないな〜と。
最近、ある化粧品メーカーの調査によると、「マスクの影響で目を酷使していることがわかった」そうです。マスクにより顔の半分が隠れて表情が見えなくなるため、それを目元で補おうと(目元の)筋肉の活動が増加していることを発見したのだとか。顔のパーツの中で目は最も酷使するパーツと言われていますが、コロナ禍でさらに酷使するという結果になったというわけです。
先日、友人とご飯を食べた時のこと。駅で彼女と会った時、とても疲れているように見えました(もちろん、口には出しませんでした)。まぶたがくぼみ、目元のシワも深く刻まれていて、いつもよりお疲れ感が出ていたような気がしたのです。レストランについてマスクを外すといつもの彼女だったので安心しましたが、今まで見えていなかった(正確にいうと気づかなかった)まぶたのたるみや目尻のシワ、目の下のくまといったエイジングサインがこのタイミングで気になるのも、わかる気がします。
美容業界ではこの数年、たくさんのパーツケアアイテムが登場しています。全顔のお手入れでは満足せず、パーツ毎に集中的にケアしたいという女性たちの声から誕生したのが始まりと言われていますが、中でもパーツケア市場をけん引している目元ケアの需要は年々右肩上がり。もちろん、目元にまつわる研究もより深く、高度になってきていてその内容は目を見張るほど。近年では美容クリニックの治療にも引けを取らないまでの効果が期待できると言われています。現に「シワに効く」クリームが登場したことで、私のようにシワケアを怠っていた人はもちろん、今まで関心のなかった女性たちの心を掴み、「化粧品でここまでできるんだ!」と市場が一気に拡大したのはまぎれもない事実。
コツコツと毎日お手入れを続けていると、それが“ちりつも”となってあらわれるのが目元ケアの魅力。派手さはないけど少しの変化も確実にわかるため、やりがいはありますよね。何といっても内側から押し返すような「ハリ感」が重要で、「線(ライン)」をこれ以上深く刻ませない、肌の底上げを後押ししてくれる最新の美容成分を少しでも多く入れられるクリームや美容液がおすすめです。
個人的な感想ですが、目の下の細かなちりめんジワには効果的でした。実際にコロナ自粛期間中に目元美容液をプラスしてお手入れしていたのですが、いつの間にか目の下の小シワが目立たなくなっていました。私のようにこの期間中にスキンケアアイテムやお手入れ方法を見直した女性は多く、スキンケアカテゴリーにおいては売上にそれほど影響が出なかったと聞いて驚きました。コロナがこの市場の追い風になるとは思いもしませんでしたが、今後の成長も期待できそうですね。
余談ですが、アイケアは男性にもおすすめしたいお手入れなんです。以前、外資の化粧品ブランドの方に目元美容液についての取材をした際、「営業担当の男性が使用し続けた結果、目元のシワが目立たなくなり、若々しくなったと評判になったんです。百貨店の商談がうまくいったのもこの美容液のおかげと話していました」と教えてくれました。まさに【百聞は一見にしかず】。目元の印象ってちょっとの変化でもわかりますから。
美容業界では、来年早々に発売される商品のオンライン発表会のラッシュ。アイケア商品の説明を聞き・新商品を試しながら【目利き】の最中。マスクが要らない生活に戻った時こそ目元の勝負時。それまでにしっかりケアをしておきたいですね。
美容エディター・ライター
長谷川真弓
先日、京都で仕事があり、「せっかくだから」と休暇をつけることにしました。一緒に行った得意先の女性も「じゃあ、私も」と一緒に付き合ってくれることに。二泊三日の小旅行、久しぶりの遠出にワクワク。
旅といえば「荷物」。旅慣れている人はとにかく荷物が少ない。小さなバッグひとつで現れると尊敬の眼差し(笑)。私といえば、機内持ち込みサイズのスーツケースにパンパンに詰めてしまうほど荷物が多い……。
「一体、何が入っているの?」と聞かれるのですが、そのほとんどが化粧品なんです。日常使いしているコスメを「そのまんま持って行く」という変なクセがあるのです。化粧水や美容液、クリームなど瓶だろうがボトルだろうがお構いなし。現品をスーツケースに放り込む。さらに、この機に試してみたい新作コスメも持っていくという始末(笑)。限られたスペースなのに、どうしてもやめられないんです。
職業病といえばそれまでなのですが、私のクセを知っている家族や友人は化粧品を持ってきたためしがありません。「ホテルのアメニティで十分だし、足りないものは(私が)全部持ってきてくれるから」と。
夜は家族や友人と大抵コスメ談義。持参したコスメを試すみんなを観察しているのですが、おもしろいことに「喜ばれるアイテム」というのはいつも一緒。ランキング順にいうと、第3位は「クリーム」。今回、一緒の部屋に泊まった彼女いわく、「良いクリームを使うと翌朝の肌が全然違う」と喜んでいました。
第2位は「クレンジング」。「潤いを残しながら汚れを落とす」技術はもちろん、クリーム・ミルク・オイル・ジェルなど、ひとつのアイテムにこれだけのテクスチャーがあるのも珍しいですよね。クレンジング力はもちろん、「落とす時の心地よさ」が求められているんですよね。彼女もクレンジングには思い入れがあるようで、「メイクをスルッと落とせることが大切」と話していました。
ダントツの1位は「シートマスク」。特に高級シートマスクにおいては、ほぼ全員が試します。彼女も「シートマスクは週に1度のスペシャルケアとして使っていますよ」と美白用のシートマスクを早速試していました。「本当はもっと使いたいですけどね。でも、機能性の高いシートマスクって価格もそれなりしますから……」。
確かに。いろいろなブランドから高機能シートマスクが登場していますが、価格を調べてみると1枚あたり1000円超えも珍しくなく、中には2500円近くする“高級シートマスク”も。1回の使いきりアイテムに「そんな大金払えない」と言う人もいますが、友人は「それだけの価値はある」と。
シートマスク自体は以前からあったので、別に目新しいわけではありません。ですが、これほどまでに時代と人々のニーズに応え、進化したアイテムも珍しいですよね。
例えば、価格。「サボリーノ」や「ルルルン」のような“お手軽シートマスク”が登場した時は本当に驚きました。簡単で気軽、そして“大容量”という三拍子。「洗顔後これ1枚でOK」と言ううたい文句も忙しい女子の心をくすぐり、今や「時短コスメ」の代表アイテムになりました。
それに対抗するかのごとく登場したのが、高級シートマスク。美容成分をたっぷり入れ、最近ではシートにも最新の技術が採用された、まさに全てにおいて“贅沢”仕様。短時間で肌コンディションを高める技術はさすがだし、効果実感を得られるアイテムとしては抜きん出ていますよね。結果、当初の予想をはるかに超えるヒット商品となりました。
どちらのシートマスクも支持された理由、それはかゆいところに手が届く「多様性」なのかと。現に美白、毛穴、シワ、ハリ、くすみなどピンポイントの肌悩みに合わせ、実にたくさんの種類のシートマスクが店頭に並んでいます。さらに1枚での購入が可能になったので、いろいろと試せる楽しさ、ちょっとしたプレゼントとして重宝されているのだとか。さらには、男性用のシートマスクも登場しているというから驚き。この多様性こそ現代人の心を掴み、支持される理由なのではないでしょうか。まさにアイデア商品。
ちなみに、あるメーカーがクレンジングからクリームまでお手入れに使うアイテム数を調査したところ、平均で5〜6個。中には10個以上という人もいるそうですが、今はオールインワンなどの時短コスメも登場している時代。化粧品メーカーの開発担当者が「お手入れの“スタメンアイテム”に選ばれるためには、良い商品を作るだけでダメなんだ」と話していたことを思い出しました。
手を替え品を替え、女性たちのニーズに合わせ時代を乗り越えてきた結果、「なくてなならない」「使わなきゃソン」アイテムに昇華したシートマスク。商品開発者たちの商品への深い愛情はもちろん、“したたかな想い”がなければここまで発展しなかったのでは? 次はどんなシートマスクが出てくるのか、楽しみですね!
美容エディター・ライター 長谷川真弓
]]>美容マニアさんたちの間で大ブームの成分である水素。
実際に水素の効果をご存知ですか...?
今回は干場義雅さんプロデュースコスメブランド『INOUT』
の主要成分である水素についてご紹介します!
✔︎そもそも水素がどうして効果的なのか?
体内で発生し老化や病気の原因とされている「活性酸素」
水素はこの「活性酸素」を抑える働きがあるんです✨
✔︎水素の効果
・肌質や髪質の向上
・シミ、シワ、たるみへのアプローチ
・脂肪燃焼を促進
・薄毛、育毛、白毛にアプローチ
etc...
そんな水素を存分に使ったINOUTでは
最大の効果を最短で得ることができるのでおすすめ。
詳しくは、「INOUT」ブランドページでも確認してみてね。
INOUT ブランドページへ]]>今回は保湿特化型マスクをご紹介します!
肌寒く乾燥が気になる季節におすすめです♪
ハイブランドからプチプラまでそれぞれ特徴を載せていますので参考にしてくださいね。
機能性で言えば、韓国のマスクは面白い機能のものがたくさんありますね。
週に一度使って集中ケアするものから、最近では毎日気軽に使えるタイプと使い方も様々。お肌の状態や季節によって使い分けるのもいいかのしれませんね。
✔︎たっぷりと配合した美容液!
今話題のヒト幹細胞順化培養エキスを配合しています。
✔︎水素供給技術である“水素エアバック”
この技術により長期的そして安定的に水素を配合します。
✔︎植物エキスをたっぷり16種配合しているので
潤いある水々しいお肌へと導きます。
何よりこのフェイスマスクには
美容液1本分28mlという量をたっぷり浸透させてます♬
乾燥知らずのしっとり潤ったお肌になること間違いなし!
INOUT ディープバイタライングマスクの詳しい情報はこちらも参考にしてくださいね。
]]>あれ?なんか私のまつ毛スッカスカかも...
って思ったことありませんか?
まつ毛が少なくなってしまう原因をご紹介します。
✔︎まずはダメージチェック
・まつ毛にボリュームがない
・抜けている気がする
・毛が細くなった気がする
1. まつエクやつけまつ毛を愛用していませんか?
まつエクやつけまつ毛は
手軽に目元を華やかにしてくれますよね!
しかし必要以上にまつ毛に負担が掛かっているんです・・・
2. ビューラーの使用
ぱっちりとした目元に仕上げるには必須のアイテムです。
しかし引っ張って挟み込むビューラーは
相当なダメージをまつ毛に与えています・・・
3. クレンジング
メイクをする上で欠かせないアイテムがクレンジング!
クレンジング選びや使い方を間違えると
まつ毛への負担はもちろん、目元へもダメージが・・・
原因を理解した上でまつ育をはじめてみるのがおすすめ♬
Pupilaは美容成分たっぷりで塗りながらまつ育してくれます!
しかもお湯でオフできるのでまつ毛に優しいんです!
世界的に感染が広がり、未だ収束の目処がつかない新型コロナウイルス。今まで何気なく過ごしていた毎日の生活が「普通」でなくなるなんて、誰が想像したでしょうか。
在宅勤務などで働き方が変わり、今までとは異なる生活様式も求められる時代。一番の変化といえば「マスク生活」で、それに伴い、マスクによる肌悩みや対処法、“マスクメイク”の特集など美容様式次々と紹介されています。
マスク生活が始まったばかりの頃、私の友人は「メイクをしなくて済むからありがたい〜」と喜んでいたけど、それもつかの間。すぐに「おすすめのメイクアイテムをおしえて」と連絡がありました。
「やっぱり目元だけはメイクしないと」「オンライン打ち合わせをするから薄めのメイクをしたい」など、コロナ禍でのメイクの必要性を感じたそうです。
この生活・新習慣はいつまで続くのか、今後の展開が気になるところですが、「withコロナの美容、どうなる?」というお題を私なりに考えてみました。
このコロナ禍で多くの女性が気づいたこと、それは「メイクの有り難さ」。
自粛生活で自分と向き合う時間が増えて「メイクってこんなに楽しかったんだ」と思い出した女性。誰かに見せるわけではないけれど、カラフルなネイルを塗ってみたり、今まで持っていなかったカラーのリップにトライしてみたり、「メイクをするだけで楽しくなった」と感じた人が多かったのではないでしょうか。
この秋はブラウン、レッドなどの温かみのあるカラーがさらに進化して、より印象的な目元を叶えてくれます。ウェットなテクスチャーのアイシャドウは、ほど良い「湿度」を感じる潤んだ目元に、パウダーアイシャドウで重ね塗りやグラデーションを作ると、よりフォギーな目元を作ることができます。
アイライナーはブラウンやカラーアイライナーがおすすめ。今までよりも明るい色を選ぶとパッと華やかになり、抜け感が出ます。「ブラック以外のカラーを使うのに抵抗がある」方は深みのあるネイビーやパープルから始めてみては?
ファッションの衣替えをするようにメイクも“衣替え”して、楽しんで欲しいと思うのです。
先の見えない時代、コスメの持つチカラに身を任せてみて欲しい。アイシャドウが、ネイルが、リップが「今日も頑張ろう!」と自分を奮い立たせるカンフル剤になるかもしれない。新しい生活のスタートに、始めてみませんか?
美容エディター・ライター 長谷川真弓
]]>北海道から九州まで店舗販売をスタート!
是非お近くの店舗にてお試しもできますので立ち寄ってみてくださいね!
こちらの情報は、店舗が増えましたら更新していきますので、引き続きチェックしてくださいね。公式インスタ(@tokyocosmetics_official)でもチェックできますよ!
]]>アイメイクには欠かせないマスカラ。
まつ毛をより長く美しく魅せるには、実はコツがあるんですよ!そんな美しいまつ毛を叶える正しい塗り方をご紹介しますね!
①ビューラーでまつ毛をあげる
②うわまつ毛の中央からマスカラを塗ります
③次に目頭、目尻の順番で塗っていきます
④ブラシの先端で根元から重ねづけ
⑤下まつげに放射線状に塗っていく
Pupila マツイク24マスカラの3つの特徴をご紹介します。
POINT 1:本来の魅力を引き出すナチュラルなボリューム感
POINT 2:話題の「幹細胞」をはじめ、美容成分配合“メイクしながら目元ケア”ができる
POINT 3:目元に負担をかけずにお湯で簡単オフ
1本でぱっちりと華やかな目元を叶えつつ
まつ毛美容液の役割も果たしてくれる他にはないマスカラなんですよ。
北は北海道から南は九州までお取り扱いがございます!
是非お近くの店舗にてお試しもできますので立ち寄ってみてくださいね!
こちらの情報は、店舗が増えましたら更新していきますので、引き続きチェックしてくださいね。公式インスタ(@tokyocosmetics_official)でもチェックできますよ!
]]>今回はプチプラと呼ばれるリップたちをご紹介!
皆さんもどこかで見掛けたことがあるんじゃないでしょうか...?
各ブランドいろいろな特徴がありますね。
今は、コロナ禍でマスクについてしまうかなんかも心配になりますね。どうせマスだしと油断して、いざという時に「そういえば、リップ塗ってなかった!!」なんて経験された方もいるのでは!?
皆さんの好きなタイプのリップはどんなタイプですか?
#anakiss 4DLIP(フォーディーリップ)の3つの特徴をご紹介します。
POINT 1:乾燥する時にはリップクリームとして
POINT2:ルージュやグロスのフィット感を高めるリップ下地として
POINT3:潤いが欲しい時にはリップグロスとして
POINT4:発色が足りない時にはルージュとして
1本4役を果たしてくれる究極のリップ美容液なんです!
そして、マスクが日常化した暑い夏にぴったりな特徴がこちら♡
「セイヨウハッカオイル」を配合しているので、湿気や暑さがこもりがちなマスクの中をひんや~り快適に保ってくれるんです♬
また、ミントの香りが鼻からスーと入ってきて、こちらもなんとも心地いいんです♬
マスクをしていても口元はオシャレでいたいですよね!
#anakiss 4DLIPなら、24時間どんなシーンでもこれ1本で魅力的な唇に仕上げます♡
詳しくは、商品ページで確認してみてね。