Beauty Topic

美容と医療、両方使う!? 加熱する「効果実感」

コロナをきっかけに「今まで当たり前だったコトやモノ」を見直す機会が増え、そのひとつとして美容のお手入れや意識も大きく変わりましたよね。
おこもり生活でスキンケアのお手入れの楽しさに目覚めた方や、マスク荒れでコスメの有り難さを実感した方。「久しぶりにメイクをしたら気分がめちゃくちゃ上がった」なんて方も。概ね、「やって良かった」という意見ですが、同時にこんな声もよく聞きました。
「ねぇ、もっと“効く”コスメはないの?」と。
美を取り巻く環境はここ数年でものすごいスピードで変化しています。

 

「効く」ことは当たり前。速く・深く効果を実感したい時代へ

一度、その効果を実感すると「もっと、もっと!」と、つい欲が出てしまう。ことさら美に関しては、その欲がもっと強くなっているような気がします。「もっと良いモノはないの?」「もっと効くコスメはないの?」「もっとキレイになれないの?」と(笑)。
私たちの声に応えるかのように化粧品メーカーの研究者たちは創意工夫をしながら新しい成分や処方の開発に挑んでいます。それにより、数年前までは叶うことのなかった「効果」もうたえる時代になっているのです。

ある日、街のドラッグストアに貼られている新・美白美容液のポスターに目が釘付けになりました。
「美容医療か。美白美容液か。」
思い切ったキャッチコピーにハッとしましたが、どちらかなんて選べない。超がつくほど欲張りになっている私は、「どちらかではなく、両方欲しい(笑)」と心の中で呟いたのです。
見た目の変化や即効性という点では美容医療が優勢と言われています。「えいやっ!」というチカラワザも時には必要ですし、「早く!」「もっと!」と求めたがるニーズに合致していると思います。
その一方で、化粧品でコツコツとお手入れすることの大切さも感じているですが、一度やったからおしまいではなく、長く・継続することが大事。それにはやはり今と未来の肌に寄り添える化粧品を使ったほうがいい。しかも、この化粧品が美容医療に負けず劣らずのスピードで効果を実感することができる時代になったというのですから、使わない手は無いのです。

美容のお手入れは長期戦なのですから。
ひと昔前だったら、美容と医療を同じ土俵にあげることすらなかったけど、今は「どちらも」使うことができる時代に。このコピーを読んで、驚きと同時にお手入れのやる気スイッチがONになったことを覚えています。

効くだけが全てじゃない。良いコスメの見分け方

先日、いろいろな案件が同じタイミングで動きはじめ、バタバタしていました。頭もフル回転、打ち合わせや撮影・取材など、コロナ前の忙しさに戻ったよう。体も心もついて行けず、アップアップしていたら、案の定、口のまわりに大きなニキビがゴロゴロ。
さらに肌荒れを加速させていたのはこのマスク。ここ最近の気温の上昇とマスク内の湿度のコントロールがきかず、症状は悪化するばかり。いつも使っているコスメはもちろん、美容クリニックで処方してもらった薬でも治りが遅く、「トホホ……」の状態でした。

そんな矢先にPRの方から「使ってみてください」と渡されたのが韓国コスメ。シートマスクと今回新しく登場するジェル状のマスクでした。
「わかった〜、機会があれば使っておくね」と受け流そうとしていたのですが、彼女の一言に手が止まりました。
「肌荒れがすぐに治ったんですよ〜」。

彼女は私が知っている美容関係者の中でも、「肌のキレイな人」TOP5に入る美肌の持ち主。そんな彼女が「肌荒れで悩んでいた時に役立った」というのですから、どんなコスメを使ったのか……余計に気になりました。
「ものすごい肌が荒れてしまって、このマスクを4日間連続で使用したら赤みも引いて落ち着いたんです」と。肌荒れの形跡など見当たらないほどツルツル&ピカピカのキレイな肌に戻ったというのです。
「コスメですぐ治るはずがない」と意地悪に反論してみたのですが、「まぁ、試してみてくださいよ」と余裕の笑み。その効果を知りたくて早速、試してみたのです。

洗顔後すぐにジェルマスクをたっぷり塗って20分放置。
その後、洗い流してからシートマスクをつけて20分放置。
最後はクリームで仕上げる、というシンプルステップ。
放置している間はコーヒーを飲んだり、部屋の片付けをしていたのでお手入れというお手入れをせず、簡単&楽チン。
これを4日間続けてみたところ……驚くことにニキビの赤みもおさまり、肌がふっくらとしたのです。皆さんも覚えがあると思いますが、肌のコンディションが良くなるだけで、憂鬱な気分から一気にご機嫌モードになりました。
このコスメ、効くことにおいてはここ最近試したコスメの中で群を抜いていました。やっぱり即効性は大事。コスメの底力を実感した出来事でした。

その時、感じたのは、自分の肌との相性も大切だということ。好きか嫌いか・効くか効かないか、それを感じるのはやっぱり肌であり、「相性が良い=良いコスメ」になるんですよね。
以前、編集の先輩から「コスメで肌が良くなるんじゃなくて、コスメの良さがわかる肌になりなさい」と言われたことを思い出しました。
美容医療も化粧品も上手に使いこなし、共存共栄する時代へ。良いコスメとの出合いを求め、ひたすら試す、の繰り返し。この果てしない作業が今、とても楽しくなっています。


美容エディター・ライター
長谷川真弓